人はみんな、

必ず何かしらの

「才能」

を持っている。





ただ、

それがどんな「才能」で、

今の世の中で

どんな風に使えるかは

分からない。




一言で「才能」と言っても、

その種類は多種多才で、

中には定義づけできない「才能」もある。




でも、

その人には、

その「才能」が

非常に重要だったりする。




ベートーベンは、

耳が聞こえなかった。

でも、

曲を作る事が出来た。

何故か。

それは、「音は波」という事を

「体」で感じる事ができたからだと思う。

「耳」から得られる「音」は、

人間の機能の一つではある。

言い方を変えれば、

この「耳」を通じて、

「音の波」を脳みそで

「音」に変換してるのだ。

では、この機能が壊れたら、

本当に音は聞こえないのか?

僕は、そうは思わない。

確かに、「音」としては聞こえない。

だけど、「音の波」は体で感じられる。

ベートーベンには、

「音の波」を耳以外で感じ取れる

才能があったんだと思う。





このように、

「才能」というものは、

使い方次第で、

とても素晴らしい事が出来る。





だけど、

「光」の反対に「影」があるように、

その「才能」が

時にその人の人生を壊す事もある。




こんな「才能」があったばかりに、

良い人生を送れなかった人。

意外と多くいると思うんだよね、僕。





「才能」ってさ、

自分が持っていなくて

他人が持っているものだと、

羨ましくなるんだよね。

「隣の芝生は青い」みたいに。




でもね、

人によっては、

「こんな才能いらなかった」

って思う事もあるんだよ。




でも、

他人から見ると、

その「才能」を使わないなんて

もったいない!

って思う訳だよ。




でもね、

自分に取っては、

そんなのどうでもよくて、

違う事をしたい訳だよ。

例え、そっちの才能がなくても。

そういう時もあるんだよ。




ホントね、いい迷惑なんだよ。

「周りの期待」って。

あまりに周りがウザくて、

その才能の分野を嫌いになる事も

あるんじゃないかなって思う。





「自分は好きでこうやってるだけなのに」

そう言えたら、どれだけ楽か・・・。

「別に貴方の期待に応える為にやってるじゃない」

そう言えたら、どれだけ楽か・・・。




そんな思いを持ちながら、

「才能」をあえて生かさないで生きている人。

多いと思うんだよね。





他人から見たら

「ホントもったいない!」

って思うんだろうけど、

自分ではそう思ってない事が多いと思う。

「こういう生き方の方が楽しいや」

って感じで。





でも、

更に悲惨なのは、

その「才能」はあるのに、

それを生かす「場所」がない人。

なのかもしれない。




例えば、

音楽業界で生きていきたい。

芸能界で生きていきたい。

そんな人、多いと思う。

で、その「才能」も持っている。

自他共に認めるほどに。

だけど、

それを「生かせない」時もある。





それは何故か。

その人に運がないから?

その人の環境が悪いから?

その人がチャンスを逃したから?

その人が道を誤ったから?

ま、

いずれかには該当するかもしれないけど、

一番の理由だとは、

僕は思わない。




この答え、簡単だよ。

「考えが甘い」んだよ。





プロ野球やJリーグの世界。

多くの選手が入っては去っていく。

ほとんどが無名のまま。

でも、その前までは

自他共に認める才能の持ち主だった。





では何故?

僕は思う。「考えが甘い」と。

プロの世界というのは、

皆が自他共に認める才能の固まりの集団。

なのだ。

そこで、初めて自分の立場に気付く。

「この中で生き残れるのか・・・」

このターニングポイントで、

スイッチを切りかえられた人は、

生き残る確率は上がると思う。

逆の人は、大概ダメだと思う。





ただ、

世の中って理不尽なもので、

これが、

「100%そうなんだよ!」

とは、言いきれないんだな、これが。

ここがホント難しい所で・・・。





世の中、「タイミング」とかあるからさ。

その良い例が、最近あったんだよ。

ただ、芸能界の話だけどね。

プロ野球やJリーグと、

芸能界を一緒にするのは

あまりよろしくない事だとは思うけど、

「タイミング」という意味だけなら、

良いかなぁと。





AKB48の前田敦子さんが卒業した。

で、皆の今の話題は

「次のエースは誰だ!?」

「前田敦子の後継者は誰だ!?」

って話になる。

ま、当然だよね。





で、

皆さんに考えてほしい。

 「次のエースは誰だ!?」

 「前田敦子の後継者は誰だ!?」

この2つ。

同じ意味を持つを思いますか?

それとも

異なる意味を持つと思いますか?





僕は、後者です。

全くの別物だと思います。




何故なら、

「次のエースは誰だ!?」

の答えは、まだ出てませんが、

「前田敦子の後継者は誰だ!?」

の答えは、既に出てるから。





まぁ今なら大体皆さん分かるでしょう。

前田さんの後継者は、島崎遥香さんです。




前田敦子さんという人は、

「目立ちたくないけど目立っちゃう」

人だった。

あ、これも「才能」の一つだから。

で、

「マイペース」

な人だった。(らしい)





その前田さんが抜けた。

じゃあその穴を埋めるのは・・・

もちろん、同じタイプの人になる。

組織とは、そういうものなのだ。

それが、たまたま島崎さんだった。

ただ、それだけの事だと思う。

でも、これが「タイミング」というものだ。

だって、もし島崎さんが直前に辞めていれば、

違う人が前田さんの後継者になっていたと思う。





もし、この仮説に異論を感じた人がいたら、

お聞きしましょう。




「前田さんが卒業する前、島崎さんの事知ってた?」



ほとんどが、「NO」だと思います。

僕ももちろん「NO」です。





ついでなので、もう少し書いてみましょうか。

今度は「世の中の流れ」について。




AKBが出てくる前まで、

雑誌の表紙を飾る人たち

俗にいう「グラビアアイドル」たちは、

皆とてもスタイルが良かった。

そんな人たちばかりだった。

そういう時代の流れだった。




それを変えたのが、AKBだ。

AKBは、このグラビア分野へ

ガンガン攻め込んでいった。

(この辺がモーニング娘。と違うんだよね)

基本、AKBの子たちって、

グラビアアイドルほど

スタイルは良くないよね?

でも、気がつけばほとんどの雑誌で、

AKB系列が表紙になる事が多くなった。

そう、例えAカップでも!

あ、別に指原さんの事を言って(r

そんな風潮に乗ったのが、

ももいろクローバーZだと思う。

逆に、それまで順調だったグラビアアイドルは、

仕事がドンドン減っていった。

これが、風潮というものだと思う。

時代の流れとも言うのかな?





ま、僕みたいな貧乳好きには、

今の方がまぁマシなのだが、

さすがにAKBだらけだとねぇ(苦笑)。

おっとこの辺の話は別の機会にするか。





「才能」の話に戻そう。

結局、その「才能」を生かせるかどうか。

それは、「時代の流れ」にも関係するし、

「その人の描いた道筋」にもよると思う。

本来だったら正しいはずの道筋が、

時代の流れが変わったが故に

誤った道筋になってしまうという事もある。

ま、この辺は「運」もあるかもね。






求められる「才能」というものは、

時代とともに刻々と変化していき、

それに合わせられる人、合わせられない人。

その時代に生まれた人、生まれなかった人。

それらも色々絡んでくると思う。





ま、「やるべき事をやってない人」は、

それ以前の問題だけどな。




で、結論。

僕は一体何を書きたかったのだろう?

その答えは・・・ごめん、分からん(ヲイ!)



ま、皆さんで色んな解釈して下さい。