久松史奈が贈る約2年半ぶりの新曲。

そして

久松史奈が贈る東日本大震災に対する復興祈願ソング。



史奈は、この曲を歌う前、こう言いました。

「頑張る(頑張れ)」とか

「愛してる」とか

「待っている」とか

そんなのどうでもいいんだよね。

「やっぱり史奈だなぁ」と思ったし、

こんな風にキッパリ言い切れる史奈のファンで良かった。

僕にとって「久松史奈」とは、

「信じていたい」し「信じられたい」存在だ。

そんな史奈が歌う復興祈祷ソングは、

未来に向け、少し光が注いでいるような曲でした。

史奈らしい、不器用だけど真っ直ぐな曲でした。




以下は僕の勝手な妄想だけど。

史奈は、2年半、この曲を歌えなかったと思う。

なんだかんだ、史奈は繊細だから。

「プロ」として歌えるようになるまで、歌わなかったと思う。

同時に、新曲もあえて出さなかったと思う。

史奈にとって、この曲を歌うことは、とても大事なこと。

絶対に逃げたくなかったんだと思う。



この曲の後、史奈が歌ったのは「忘れずにいられたら」

この曲は、僕にとってすごく心に染みてくる曲。

この曲の間、ボロ泣きだったのは内緒だ(苦笑)。

その後の「そっと I think so」まで、涙は止まらなかった。

このセットリストは、史奈の本心が詰まった3曲だったと思います。



史奈は、プロの歌手です。

あえてもう一度言います。「プロ」の歌手です。

「プロ」だから、お客さんを泣かせても自分は絶対に泣かない。

自分が泣いてしまうギリギリまでの感情を、歌に乗せてくる。

でも、史奈だって内心は・・・。

だからこそ、

次のMCで気持ちを切り替えるような事を言っていたんだと。

史奈らしく、不器用なMCで。




「史奈のファンで良かった」

心から、そう思えた夜でした。